大手キャリアの一つau「KDDI」も電力業界に参入していますが、auでんきの電気料金は高いのかお得なのかどうかです。
ということでauでんきのデメリットや解約・電気料金を他の電力会社と比較・口コミ・評判などをみてみたいと思います。
ここでは
・auでんきの料金プランの特徴
・auでんきと他の電力会社と比較
・auでんきのメリット・デメリット
・auでんきはどういった方にお得なのか
・auでんきの口コミ・評判
とうところを紹介していきたいと思います。
auでんきののチェックポイント
まずポイントまとめて紹介すると
・エリアは日本全国だが島など一部対応していない地域もある
・電気料金はそのままで電気使用量に応じてWALLETポイントを還元
・支払いはauとまとめられるので便利
・1年以内の解約の場合、2,000円の違約金がかかる
といったところがポイントになります。
auでんきはauスマホやauひかりに契約している方ということになります。
そして、1年以内の解約の場合、2,000円の違約金がかかるということで注意が必要です。
では電気料金やその他気になるポイントなどをさらに見ていきたいと思います。
ではまずはauのでんき料金プランですね。
auでんきのでんき料金プランの特徴
auでんきのプランは一つだけででんき利用量に応じておトクなプラン料金（MまたはL）になります。
・事務所・商店・飲食店向けのプランは「でんきLプラン」
になりますね。
一般的な家庭の場合は「でんきMプラン」になりますね。
そして、電気料金自体は旧電力会社の一般のプランと変わらないのですが、
違うのは
一度auでんきの公式サイトで電気料金のシミュレーションをやってみるとわかると思いますけどほとんど変わりません。
| 旧電力会社の場合 | auでんき | |
| 電気料金(月額) | 8,000円 | 8,000円 |
| 特典 | – | WALLETポイントが電気料金に対してもらえる |
今まで8,000円の電気料金だったとします。
これは今後もほとんど変わりません。
その8,000円に対してポイントが付くということでそのポイントが付く分だけお得になるということです。
ちなみに旧電力会社とは東京電力の従量電灯Bや関西電力なら従量電灯Aというところとの比較になってくると思います。
ポイントの付き方
| 電気使用量(月) | WALLETポイント還元率 |
| 5,000円未満 | 1% |
| 5,000円～8,000円未満 | 3% |
| 8,000円以上 | 5% |
なのでもし月の電気料金が4,000円だった場合40ポイントが付きます。
そして、このポイントはどのように使えるのかというと【1ポイント＝1円】としてauの支払いや買い物などに利用できます。
これをあなたがどうとらえるかです。
正直お得かどうかで言うと大してお得ではないことがわかります。
といってもわかりにくいので実際にauでんきと他の電力会社と比較してみたいと思います。
auでんきと他の電力会社と比較
まず東京電力エリアで従量電灯B相当のプランで他の電力会社と比較したいと思います。
| 月 | auでんき Mプラン | あしたでんき 標準プラン | エルピオでんき スタンダードプランS | HTBエナジー ウルトラ&プライム東京 | シン・エナジー きほんプラン | ピタでん 使った分だけ | 楽天でんき プランS | ENEOSでんき Vプラン |
| 10A100kWh | 2274 | 2600 | ー | ー | ー | 2571 | ー | 2274 |
| 20A150kWh | 3752 | 3900 | ー | 3676.66 | ー | 3856.5 | ー | 3693.8 |
| 20A300kWh | 7724 | 7800 | ー | 7569.16 | ー | 7713 | ー | 7374.8 |
| 30A200kWh | 5362 | 5200 | 5237.2 | 5094.7 | 5111.14 | 5142 | 5300 | 5206.8 |
| 30A300kWh | 8010 | 7800 | 7540.2 | 7653.6 | 7589.14 | 7713 | 7950 | 7660.8 |
| 40A200kWh | 5648 | 5200 | 5190 | 5196.88 | 5367.25 | 5142 | 5300 | 5492.8 |
| 40A400kWh | 11353 | 10400 | 10071 | 10446.88 | 10616.25 | 10284 | 10600 | 10568.8 |
| 50A300kWh | 8582 | 7800 | 7750.4 | 7777 | 8101.36 | 7713 | 7950 | 8232.8 |
| 50A500kWh | 14696 | 13000 | 12906.4 | 12485 | 13643.36 | 12855 | 13250 | 13476.8 |
| 60A600kWh | 18039 | 15600 | 15753.24 | 14982 | 16670.48 | 15426 | 15900 | 16384.8 |
auでんきの場合はここからポイントがプラスされます。
例えば30A300kWhなら80ポイント(80円相当)となりますね。
これを見てわかることが
が、
10A100kWhとかほとんどでんきを使用しない家庭だとお得になるかと思います。
ただ、そういった家庭はおそらく一人暮らしとかで賃貸マンションの方が多いと思います。
引越しすることもあると思いますので1年以内の解約の場合で、他の電力会社に乗り換えるということを考えている場合、2,000円の違約金がかかるということも頭に入れておきましょう。
東京電力エリアでおすすめの電力会社をまとめて紹介してしていますので良かったらチェックしてみてください。
ではauでんきのメリットとデメリットを見ていきたいと思います。
auでんきのメリットデメリット
auでんきのデメリット
auスマホまたはauひかりの契約が必要
本人あるいは家族が、auスマホまたはauひかりと契約していないといけないということです。
今auユーザーの方はいいですけど、料金が安くなるわけではないのでわざわざ加入することはないですね。
紙請求書は有料
まあ今はどこもネットのマイページで確認ということが普通なのでデメリットでもないですけど、紙で請求書が欲しいという方は有料になります。
解約違約金がかかる
1年以内に解約すると2,000円の違約金がかかります。
長期的に利用するなら良いですけど、使ってみて乗り換えも検討している方は注意してください。
auでんきのメリット
auでまとめられる
auユーザーならたまったポイントはauの利用料金などにも使えるので便利ですね。
電気料金が安くなるわけではないですけど一つにまとめるととても便利というのがあります。
料金はそれほど安くならないですけどauユーザーはauサービスをまとめられるメリットがありますね。
キャンペーンやセットでさらにお得に
あとさらにお得にと考えるのであればキャンペーンやセットで利用などをチェックですね。
キャンペーンはいろいろな電力会社が行っていて結構お得なキャンペーンも多いです。
あとはでんきとガスをセットで利用したり、でんきとインターネットをセットで利用することで割引されたりするところもあります。
確かにセットにした方が管理も便利ですが、別々の方がお得な場合もあります。
auでんきは高い？どういった方にお得なのか
じゃあauでんきはどういった人には高くてどういった方にお得になる可能性があるのでしょうか。
上でも書きましたけど、電力使用量が多い家庭は他の電力会社よりも高い可能性があります。
ではお得になるのは
いろいろな新電力会社がある中でほとんどが電力使用量が多い家庭の場合にお得になる電力会社が多いです。
auでんきの場合は電力使用量が少なくてもポイントが付くので確実にそのポイント分はお得になります。
auでんきの口コミ・評判
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なるほど。
au回線の契約がないと、auでんき使っててもPontaポイントの付与がないのか。UQモバイルに切り替えたら、必然的にUQでんきに変えないとダメなのね。#めんどくせぇ
— アル＠アルフォレ (@Alfagoodone) June 27, 2020
auキャリアの方でないとうまみはないですね。
とりあえずauでんきは、東京ガスの電気と比べて高い
— ばん (@ban20151031) February 10, 2020
比較しても他に安い電力会社はありますね。
ちなみに5月にエネチェンジを通して、auでんきから自然電力へ切り替えました。
初年度は写真の通り20,000円以上の電気代の節約になります(キャンペーン込み)。
2年目以降も年間5,500円、さっきの契約アンペア数を下げた分を合わせて
約7,200円の節約になる予定です💡 pic.twitter.com/as9UhINOaT— やまだゆう@プログラミング/blog/資産運用 (@yamaday0u) June 14, 2020
エネチェンジはキャンペーンも魅力的なので1年とかで考えるとおすすめです。
まとめ
auでんきにしたいと考えている方はまず「auでんきに加入するにはauスマホまたはauひかりの契約が必要」です。
すでに加入している方はスムーズです。
そして、電気料金はお得になるのかというと基本変わりません。
では何がお得になるのかというと使った電気料金に対してポイントが付くということです。
そして、そのポイントはauの利用料金や買い物などに使えます。
このauでんきはお得なのかどうというと電力使用量や電力エリア変わってきます。
実際に計算してみるとわかると思いますが、ほとんどの家庭では他の電力会社を選んだ方がお得になる可能性が高いです。
一人暮らしなどでauスマホまたはauひかりなどを利用しているのであれば加入してちょっとポイントもらってもいいかもしれませんね。
あとauユーザーで全部まとめるほうが楽ということならアリかもしれません。
ファミリーとかならあしたでんき、Looopでんき、ピタでんとか安いところがいろいろありますからね。
チェックしてみてください。
一人ならHTBエナジー「たのしいでんき」なんかもチェックしてみると良いかと思います。
サービスが変更されている可能性もありますし、数字も私が計算したものなので最終確認はご自身でお願いします。
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